orange情報舎

憲法9条改正 「いじめと9条」 わかりやすく中学生高校生の皆さんへ

2016.12.08

 

憲法9条改正 「いじめと9条」 わかりやすく中学生高校生の皆さんへ

現在、日本では憲法改正の議論が活発化してきています。

憲法改正の何がそんなに問題なのか、まだ学生の方にとってはいまいち分かりづらいかもしれません。

憲法9条とは何なのか、その問題点、そして本当に改正が必要なのかどうか。

この記事では中学生や高校生の若い方に向けて、わかりやすくお伝えしていきたいと思っています。


スポンサーリンク

憲法9条改正とは

憲法9条改正の本質的な意味

まずは憲法9条の全文をご覧ください。

憲法第9条 第1項

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

憲法第9条 第2項

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

堅苦しい文章ですが、わかりやすく簡単な言葉に置き換えると「日本は戦争をしないし、武力も持たない」といった、非常にシンプルな内容であると分かります。

とても平和的に見えると思いますが、実は非常に多くの矛盾点を含んだ条文です。

その最たるものが自衛隊の存在であり「武力を持たない」という条文と完全に矛盾していることが分かると思います。

現在の憲法では自衛隊は軍隊ではなく、あくまでも自衛の為の集団である、という位置づけです。

そのため他国の軍隊に比べ、その活動には非常に厳しい制限が課せられています。

このことは周辺諸国による日本領土の不法占拠などの問題にも繋がってきますし、国際社会での地位や発言力にも非常に大きな影響を与えているです。

現在日本で議論になっている憲法改正とは、この9条を変えるべきかどうかというものですが、その本質とは「自衛隊を軍隊として認めるかどうか」なのです。

改憲派と護憲派 それぞれの主張

憲法9条を決して変えさせないという「護憲派」の人たちの主張は次の通りです。

「憲法9条があるから平和なんだし戦争も起こらない。9条を変えれば日本は戦争する国になる。だから改正はいけないのだ」

次に憲法9条を改正しようと訴える「改憲派」の主張です。

「9条では平和は守れない。時代は変わったのだから憲法も改正し、自衛隊を軍隊と認め、自分の国はちゃんと自分で守れるようにしよう」

憲法9条 その本当の意味をわかりやすく

現在の日本の憲法ですが、実は第2次世界大戦で敗戦した後、アメリカなどの戦勝国に一方的に押し付けられたものでしかありませんでした。

憲法改正に反対をする護憲派は「戦争・武力を永久に放棄する」という9条の条文が、いかにも平和的なものだと主張します。

しかしこの憲法9条の本当の意味とは

「お前ら戦争に負けたんだから、負け犬は 負け犬らしく軍隊を捨てておとなしくしてろ。他国が攻めてきたら俺たちが守ってやる。 軍隊があったら、また歯向かってくるだろ。」

という、米国の一方的な意思の押し付けでしかなかったのです。

つまり日本は、決して自発的に国際平和のために戦争や武力を永久に放棄する、と「誓った」わけではありません。

アメリカをはじめとする連合国に二度と逆らわぬよう戦争や武力を放棄します、と「誓わされた」だけなのです。

憲法9条があるから戦争が起きないという嘘

学校のいじめと憲法9条

戦後日本はアメリカの武力によって、戦争を経験せずに平和が続き、奇跡的な経済発展を実現しました。

しかし問題なのは、これを憲法9条のおかげだと勘違いする人が非常に増えてしまったことなのです。

もう一度言いますが、日本が平和でいられたのは「アメリカの武力」がずっと守ってくれていたからです。

別の言い方をすれならば「武力を破棄する」という憲法9条は「アメリカの武力」によって守られてきたわけです。

例えば、学校の規則に「私たちは決していじめをしません」と規定されていれば、いじめなど絶対に起きるはずはないと本気であなたは考えますか。

憲法9条があるから戦争が起きない、という主張はこれと全く同じで、何の根拠もない妄想でしかないことが分ってもらえると思います。

護憲派たちは話し合いで全てが解決できると思っていますから「憲法9条があるので戦争はしません」と相手に言えば、戦争など起きるはずがない、と本気で考えています。

もし、あなたが学校でいじめられた時に「ちゃんと話し合えば必ずいじめっ子も分ってくれるよ」と先生や大人に言われたら、あなたはその言葉を信用しますか。

仮にその言葉を信じて、いじめる側に「いじめないで、仲良くしようよ」と訴えればどうなりますか、あなたは事態は好転するとでも考えますか。

護憲派の主張していることはそれらと全く同じなのです。

確かに話し合いによる問題の解決は最も大切なことです。

しかし彼らの場合、実際のいじめや戦争がどれだけ悲惨なもので、話し合いなど全く通じない相手もいることなど理解もせずに「みんなで仲良くしようね」と無責任なことを言ってるだけに過ぎないのです。

もしあなたがいじめる側と話し合った結果、もっと酷いいじめを受けるようになったとしましょう。

しかし、平和なのは憲法9条のおかげと考えるような能天気な大人や先生は「きっと話し合いが足りないんだよ。もっと彼らの意見をよく聴いてごらん」と微笑みながら言うだけです。

現実を踏まえない理想ほど残酷なものはありません。

そして、左翼や護憲派の方々の主張している「世界平和」とは、こういった「現実なき理想」でしかないのです

いじめっ子の言いなりになることが平和なのか

いじめられていたあなたはお金をせびられても、自分のものを奪われても、やってもないことを自分のせいにされても、全ていじめる側の言いなりになりました。

あなたはその結果いじめられないようになった。

能天気な平和主義者の先生は「良かった、仲良くなったんだね」とバカな顔をしてご満悦です。

しかしそういった状態が果たして「平和」だと言えますか。

そして日本は戦後、中国や朝鮮といった周辺国からそうような屈辱を受け続けている事を皆さんは知っていますか。

つまり護憲派の主張する平和とは、周辺国から意味も無く金をせびられても、自国の領土を不法占拠されても、南京大虐殺や従軍慰安婦などありもしない罪を負わせられても、戦争になるくらいなら全て相手の言いなりになるべきだ、という「偽りの平和」でしかないのです。

精神がボロボロになっても、ブライドをズタズタにされてでもそこまでして憲法9条は守らなくてはいけないものでしょうか。

現実の国際社会できれいごとは一切通用しない。力が全てです。力こそ正義です。力を持たない者はとことんまでいじめられる。

だからこそ日本は憲法を改正し、自衛隊を軍隊と認め、自分のことは自分で守る普通の国になるべきではないでしょうか。

憲法9条で平和は守れない

この世界では今この時でも絶えず紛争が起こり、何の罪も無い人々が何人も亡くなり、報道はあまりされませんが人権どころか人身売買も当たり前のように行なわれています。

日本という平和な国の学校という小さな場所でさえ残酷な部分がたくさんあることは皆さんも知ってるはずです。

なのに現実の国際社会で「日本は憲法9条があるから戦争しません」と宣言すれば、他国から攻撃されずに済むと思いますか。

「はぁ?何それ?」と言い返され、それでお終いです。

しつこいようですが、今まで日本が戦争をせずに平和であったのは憲法9条ではなく「アメリカの武力」のおかげです。

本当に憲法9条で戦争が起きなくなるなら、世界中の国が9条を取り入れているはずですし、この世から戦争も核兵器も存在しなくなっているはずです。

それを考えれば「憲法9条を世界に広げよう」と言ってる人が、どれだけ現実が見えてない平和ボケした人なのか、皆さんにも分るはずです。

私たちの生きている世界はとんでもなく残酷なのです。


スポンサーリンク


関連記事

スポンサーリンク