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穀雨とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2017.01.03

 

穀雨とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

二十四節気で春の季節の最後に来る節気「穀雨(こくう)」

この穀雨ですが、実は農家にとって非常に大切な節気なのです。

この記事では「穀雨」とはどういった節気なのか、どういった意味を持つのかについて、なるべく簡単な言葉で、わかりやすくお伝えしていこうと思っています。 


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穀雨とは

穀雨とは二十四節気(春夏秋冬4つの季節を更に24等分それぞれに名称を付けた暦の上での季節)のひとつ。

例年4月20日頃になります。

二十四節気には期間を表す意味もあるため、その日から次の二十四節気である「立夏」(例年5月6日頃)までの期間に関しても、同様に穀雨と呼ばれます。

二十四節気の春は、次の6つの節気で構成されます。

立春」 春の始まりを告げる日

雨水」 雪解けが始まる頃

啓蟄」 冬眠していた虫が目を覚ます頃

春分」 昼と夜の長さが同じになる日

清明」 万物が生き生きとし始める頃

 

そして最後に「穀雨」で春が終わります。

24

「穀雨」という名称ですが「穀物を育んでくれる春の雨」という意味を表しています。

この穀雨を境にして、少しずつ雨の量が増えてきます。

そして農家にとってはちょうど田植えや種まきなどの準備が整う頃で、ここから農作業を始めれば、ちょうど穀物が成長する時期に雨に恵まれます。

つまり、穀雨とは農作業を開始する目安となる節気なのです。

穀雨の頃の雨に関する表現

穀雨の頃に降る雨というのは、農家にとっては年間でも最も重要な雨であり、五穀豊穣(豊作であること)をもたらしてくれる、文字通りの恵みの雨なのです。

またこの時期の雨は非常に大切な雨であるため、他にも色々な名前で呼ばれました。

■ 瑞雨(ずいう) 

穀雨と全く同じ意味で、穀物を成長を助ける雨

■ 春霖(しゅんりん」

この「霖」とは長雨のこと。つまり春の長雨

■ 菜種梅雨(なたねづゆ)

春の花である菜の花が咲く頃の長雨

■ 催花雨(さいかう)

春の花が早く開花するように促す雨

この「催花雨」の同音で「菜花雨」となって、これが転じて「菜種梅雨」になったとも言われています。

日本語ってなんて美しいんだろう、と思わずにはいられないほど、優美で華麗な名前ばかりですよね。

春に降る雨ひとつに対しても、これだけの美しい表現があるなんて、日本語の表現力の豊かさには本当に驚かされます。

またこの頃は、穀雨によって山は一斉に芽吹き、その色彩を生き生きと変化させるために「山笑う」と表現されるんですね。

現代社会に住む私たちにとっては、この時期の雨の大切さを理解するのはなかなか難しいのですが、私たちが生きていくために必要な大地の実りを与えてくれる恵みの雨なのです。

私たちを生かしてくれている自然に対して感謝する、という気持ちは決して忘れないようにしたいものです。

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