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清明とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2017.01.07

 

清明とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

春夏秋冬の四季をさらに細かく24等分にした、暦の上の季節の目安となる二十四節気のひとつ「清明(せいめい)」 

非常に美しい名称で、その言葉の響きからも何か清々しく光に満ちたような印象を与える名前ですよね。

この記事では清明とはどういう意味を持つ節気なのか、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

また清明の美しい日本の風景を唱った唱歌「朧月夜」の動画も是非ご覧ください。


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清明とは その意味

清明とは春分や秋分などと同じく、季節の変化の目安となる二十四節気のひとつ。

例年4月4日または5日頃で、またこの日から次の節気の「穀雨(こくう)」(例年4月20日)までの期間も同様に清明と呼ばれます。

清明という名称は「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」から来たもので「すべてのものが清らかで生き生きと見えてくる頃」という意味を表しています。

桜が咲き乱れ、南からはつばめがやって来る時期で「清明風」と呼ばれる、南東の穏やかな風が吹く頃でもあります。

清明の七十二候

七十二候とは、二十四あるそれぞれの節気をさらに細かく3つに分け、全部で72等分に分けたもの。

その時期の気候の特徴や動植物の繊細な変化を元にし、美しい短文でそれぞれの節気の季節をより詳細に表現しています。

そして清明の七十二候は次の三つになります。

初候 「玄鳥至(つばめきたる)」 

次候 「鴻雁北(こうがんかえる)」

末候 「虹始見(にじはじめてあらわる)」

「玄鳥至」とは南からツバメが渡ってくる時期のこと。

「鴻雁北」とは同じく渡り鳥である雁が、ツバメとは逆に北へ帰っていく頃。

「虹始見」は雨上がりに虹がはっきりと見えるようになる頃という意味です。

清明とは 花曇りと朧月夜

「清明」という言葉の語感からは「晴れ渡って澄んだ青い空」をイメージされると思います。

ですが実際は、あまりはっきりしない曇りがちの天気であることが多い。

日本におけるこの時期の季節の姿を最も端的に表わす言葉に「花曇り」と「朧月夜(おぼろづきよ)」があります。

花曇りとは名前の如く、桜が咲く頃の曇り空のことですが、決して雨を告げるようなどんよりした曇り空ではなく、霞がかかったような明るい薄曇りの空のこと。

そしてこの時期のぼんやりと霞んだ月を「朧月(おぼろつき)」と呼び、その朧月の夜が「朧月夜」なのです。

清明の美しい情景を唱う「朧月夜」

日本の唱歌である「朧月夜」は、まさに清明の時期の美しい日本の風景を唱っています。

朧月夜 歌詞

菜の花畠に 入り日薄れ 

見わたす山の端 霞ふかし

春風そよふく 空を見れば 

夕月かかりて におい淡し

 

里わの火影も 森の色も 

田中の小路を たどる人も

蛙のなくねも かねの音も

さながら霞める 朧月夜

この歌詞は文語体ですので、少し分かりづらいという方もいるかもしれません。

そこで私なりにこの「朧月夜」を現代語に訳してみました。

ちなみに一番の歌詞の「にほい淡し」の「におい」は、現代の「匂い」という意味ではなく「色が美しく映える」という意味です。

朧月夜 現代語訳

菜の花畑に夕陽が沈み

見渡す山々には霞が深くかかっている

春風がそよ吹く空を見上げたら

夕月が空の色をほのかに明るくしている

 

里の家々の灯りも、森の緑も

田んぼのあぜ道を家路に急ぐ人も

カエルの鳴く声も、お寺の鐘の音も

すべてが霞んでいく朧月夜

郷愁を誘うような本当に美しい歌詞と素晴らしいメロディーで、古き良き日本を改めて思い出させてくれるよう名曲ですね。

「朧月夜」その歌詞の意味 この歌が本当に伝えたかったこと

 

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