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立夏とは 夏の始まりを告げる「テッペンカケタカ」

2017.01.19

 

立夏とは 夏の始まりを告げる「テッペンカケタカ」

二十四節気のひとつである「立夏(りっか)」

一年中で最も過ごしやすい頃で、草木の緑もしだいに濃くなり、少しずつ夏の訪れを感じることの出来る季節。

そしてある鳥が夏の到来を告げるように「テッペンカケタカ」と鳴き始める頃でもあります。

この記事では立夏とはどういった意味を持つ節気なのかについて、わかりやすく簡単な言葉でお伝えしていきたいと思います。

また、まさに立夏の頃を日本の風景を歌った非常に美しい唱歌「夏は来ぬ」の動画も是非ご覧ください。


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立夏とは 夏の始まり

立夏とは二十四節気のひとつ。二十四節気とは春夏秋冬の四季を更に24に分けた、暦の上での季節の節目です。

二十四節気における夏は「立夏」に始まり「小満」「芒種」「夏至」「小暑」「大暑」と続きます。

立夏は例年5月5日または6日で、またその日から次の節気である「小満」までの期間も、同様に立夏と呼ばれます。

立夏の「立」というのは「始まる」という意味で、つまり立夏とは、暦の上での夏の始まりを示す節気なのです。

四季の始まりを知らせる二十四節気には、立夏の他にも「立春」「立秋」「立冬」があるのですが、どちらかというと他の3つに比べて、少し馴染みの薄い言葉だと思います。

おそらく、こどもの日やゴールデンウィークと重なったりする事が多いため、それほど意識されることなく過ぎ去ってしまいがちだからでしょう。

夏の始まりを告げる「テッペンカケタカ」

立夏の季節と言えば、カエルが鳴き始め、ミミズが土の中から這い出してくる頃。

またアヤメ科の花々や藤の花、そして卯の花などが美しく咲き誇り、田んぼでは田植えが始まる時期です。

この時期に旬で美味しくなる食べ物のひとつ、夏みかん。

夏みかんは秋から冬にかけて、実がなり色づいてくるのですが、そのままでは酸っぱすぎて食べられないために、甘くなる立夏の頃まで待ちます。だから「夏みかん」なんですね。

そしてこの時期を代表する鳥である「ホトトギス(時鳥)」が、美しい鳴き声で「テッペンカケタカ」と夏の始まりを告げる頃。

ちなみにホトトギスの「テッペンカケタカ」ですが、こんな風に鳴くんですよ。

立夏の日本の情景「夏は来ぬ」

日本の唱歌である「夏は来ぬ」は、まさに立夏の頃の昔の日本の風景を唱っています。

「夏は来ぬ」は文語体で「夏が来た」という意味。つまり立夏という言葉と全く同じ意味なんですね。

「夏は来ぬ」 歌詞

1 卯の花の 匂う垣根に
  時鳥 早も来鳴きて
  忍び音もらす 夏は来ぬ

2 五月雨の 注ぐ山田に
  早乙女が 裳裾濡らして
  玉苗植うる 夏は来ぬ

3 橘の 薫る軒端の
  窓近く 蛍飛び交い
  おこたり諌むる 夏は来ぬ

4 楝散る 川辺の宿の
  門遠く 水鶏声して
  夕月すずしき 夏は来ぬ

5 五月闇 蛍飛び交い
  水鶏鳴き 卯の花咲きて
  早苗植えわたす 夏は来ぬ

卯の花、ホトトギス(時鳥)、早乙女(田植えを行なう女性)といった、風薫る初夏を彩る様々な風物が描写されています。

文語体で非常に格調の高い歌詞は、日本語本来の美しさを思い起こさせるもので、メロディー自体もたいへん美しく、まさに名曲といった素晴らしい唱歌ですね。

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