orange情報舎

芒種とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2017.02.11

 

芒種とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

二十四節気のひとつである「芒種(ぼうしゅ)」

非常に難しい漢字なのですが、どのような意味を表しているのでしょうか。

また昔の人は、この時期を腐った草が蛍(ホタル)に化ける頃と考えていたのですが、果してどういう意味なのでしょう。

この記事では芒種とは何なのかを、わかりやすく簡単な言葉を使ってお伝えしていきたいと思っています。


スポンサーリンク

芒種とは その意味

芒種とは、二十四節気(春夏秋冬を更に24等分したものにそれぞれ名称を付けた、暦の上での季節の目安)のひとつ。

昔はこの二十四節気を農作業の目安としていました。

芒種は例年6月6日頃になります。

また二十四節気には期間を表す意味もあるため、その日から次の二十四節気である「夏至」(例年6月21日頃)までの期間に関しても、同様に芒種と呼ばれます。

この頃になると、爽やかな初夏の気候から梅雨入りの時期へ近づき、だんだんと蒸し暑さを感じるようになってきます。

芒種という漢字の意味ですが、「芒(のぎ)」は稲や麦などイネ科の植物の穂先にある、細い毛のような部分です。

つまり芒種とは「芒を持つ、稲や麦といった穀物の種蒔きに適した時期」という意味の節気なのです。

ちなみにこの「芒」は「禾」とも書き、これは漢字の部首の「のぎへん」です。

そしてこの「禾」は穀物の穂が頭を垂れた様子を表した象形だと言われています。

芒種とは その七十二候

七十二候とは、二十四あるそれぞれの節気を更に細かく初候、次候、末候の3つに分け、全部で72に分けたもの。

美しい短文で、それぞれの節気の季節をより詳細に説明しています。そして芒種の七十二候は次の三つです。

初候 「螳螂生」  蟷螂(カマキリ)が生まれる

次候 「腐草為蛍」 腐った草が蒸れて蛍が生まれる

末候 「梅子黄」  梅の実が黄色く色づき熟す

次侯の「腐草為蛍」は腐った草から蛍が生まれるという意味ですが、一体これは何を言っているのでしょうか。

実は昔の人たちは、水辺の湿った草から蛍が舞い飛ぶ様子を見て、腐った草が蒸れて蛍に化けると考えたのです。

また蛍は亡くなった人間の霊魂であり、人の言葉も理解することできる、と考えられることもありました。

おそらくそのように考えなければ、あの神秘的な光の説明が出来なかったからではないかと思われます。

芒種とは 瑞穂の国日本にとって重要な節気

上で説明した通り、もともと芒種とは田植えを始める時期の目安となる日でした。

しかし現在では、地域にもよりますが一ヶ月ほど早く田植え行なわれて、芒種を迎える頃にはほぼ全国で田植えが終っているのが現状です。

これは九月の台風を避けるなど、いくつかの理由があるようですが、昔に比べて農作業の技術や機具が発達したことも、そういったことを可能にした要因でしょう。

瑞穂の国である日本にとって稲作は最も重要な仕事であったため、芒種の田植えの際に色々な祭事が行なわれてきました。

田植えは大変な重労働であると同時に、秋に無事に収穫を迎えられるよう祭場を設けて田の神様に祈りながら田植えを行うなど、非常に神聖な行為でもありました。

そして現在でも、芒種の時期にはそういった田植えに関する多くの神事が続けられています。

二十四節気の中でもあまり目立たない「芒種」ですが、稲作で生きてきた私たち日本人にとって、とても大切な節気なのではないかと思います。

関連記事 「芒種」前後の二十四節気

▼ 小満とは その意味 名称の「少し満足」説はデタラメ?

▼ 芒種とは

▼ 夏至とは なぜ日本には夏至を祝う風習が少ないの?


スポンサーリンク


関連記事

スポンサーリンク