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処暑とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2017.04.03

 

処暑とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

8月も終盤になり、まだまだ暑い日が続く中「いつになったら涼しくなるんだろう」と思う頃に耳にする言葉「処暑(しょしょ)」

羊毛が生える木の実(?)がはじける頃でもあります。

この記事では処暑とはどういった節気なのかについて、わかりやすく簡単な言葉でお伝えできればと思っています。


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処暑とは 秋の二十四節気

「処暑」とは、二十四節気のひとつ。

二十四節気とは季節の変わり目の目安となるもので、春夏秋冬4つの季節をより細かく24分割し、それぞれに名称を付けたもの。春分や秋分、冬至や夏至なども二十四節気の仲間です。

処暑は例年8月23日頃になります。

二十四節気には期間を表す意味もあり、8月23日頃から次の二十四節気である「白露」(例年9月8日頃)前日までの期間に関しても処暑と呼ばれます。

処暑とは その季節感や行事

処暑という言葉ですが「処」とは止まると言う意味で、つまり「ようやく暑さが収まり、和らいでくる頃」を意味しています。

やっと一息付ける頃ではありますが、台風が上陸しやすい時期だとも言われているため、そろそろ収穫を迎える農家にとって農作物の被害が非常に気になる時期でもあるのです。

処暑の頃に吹く風は「送南風(おくれまぜ)」と呼ばれ、お盆の精霊を見送った後に、夏の終わりを告げるように吹く南風のことを言います。

これより前に、精霊を迎え入れるためにお盆の時期に吹く風は「盆東風(ぼんごち)」と呼ばれました。

また処暑の頃に行われる行事では、関西以外の人にはあまり馴染みが薄いかと思いますが「地蔵盆」などが有名です。

京都や大阪などの関西を中心に行われる行事で、子どもを守る仏様であるお地蔵様に感謝し、子どもたちの無事な成長を祈るために町内ごとの規模で行われる、子どもが主役の小さなお祭。

毎月24日がお地蔵様の縁日(その仏様に最もゆかりのある日)で、8月のお盆後の縁日が地蔵盆と呼ばれるようになりました。

地蔵盆とは 町のお地蔵さまへの感謝も忘れない小さなお祭り

処暑の七十二候

七十二候とは、24それぞれの節気をさらに細かく初候、次侯、末候の3つに分け、全部で72等分にしたもの。

その時期の気候の特徴や動植物の繊細な変化を元にし、美しい短文でそれぞれが表現されています。

処暑の七十二候は次の三つになります。

初候 「綿柎開(わたの はなしべ ひらく)」

次候 「天地始粛(てんち はじめて さむし)」

末候 「禾乃登(こくもの すなわち みのる)」

綿柎開(わたの はなしべ ひらく)

ここで言う「綿」とは綿花のこと。そして「柎」とは花のガクのことです。つまり綿花の実がはじけて、その中から真っ白でやわらかな綿毛が顔をのぞかせることを表しています。

古代ギリシャ人は、この不思議な実を見て「羊毛が生える木がある」と記したと言われています。

天地始粛(てんち はじめて さむし)

「粛」とは「静まり返る」「つつしむ」といった意味。「静粛」「粛々と」といった言葉からも分かると思います。

つまり「天地始粛」とは暑さが鎮まってくることを表しており「処暑」とほとんど同意であることが分かります。

この頃は、虫たちが美しい音色で鳴き始める時期です。

ただこの虫の声を美しいと感じ取ることが出来るのは、世界中で日本人とポリネシア人だけなのは知っていますか。

日本人は音楽を聞くように虫の声を楽しむのですが、欧米人にとっては、ただの雑音にしか聞こえないんだそうです。

日本人の季節に対する感受性の豊かさは、こういった面も関係しているのかもしれませんね。

禾乃登(こくもの すなわち みのる)

「稲が実る」という意味です。「禾」は象形文字で、稲が穂を垂れている様子を表しています。漢字の「のぎへん」ですよね。

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