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大寒とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2017.12.28

 

大寒とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

二十四節気で冬の季節の最後に来る節気「大寒(だいかん)」

見ただけで寒さが伝わってくるような名称ですが、冬眠明けの熊が食べるほど生命力にあふれた、ある山野草が雪の中から顔を出す頃でもあります。

この記事では大寒とは何なのかについて、わかりやすく簡単な言葉を使ってお伝えしていきたいと思います。


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大寒とは

大寒とは「立春」や「秋分」等と同じく、春夏秋冬4つの季節を更に24等分にした、暦の上での季節の目安となる「二十四節気」のひとつ。

現在は新暦ですが、旧暦の時代には農家はこれらを元に農作業を行っていました。

大寒は、例年1月20日頃になります。

二十四節気には期間を表す意味もあるために、1月20日から次の節気である「立春」(例年2月4日)までの期間も同様に大寒と呼ばれます。

二十四節気の冬は、次の6つの節気で構成されます。

「立冬」冬の始まりを告げる日

「小雪」少しづつ雪が降り始める頃

「大雪」雪が激しく降り始める頃

「冬至」一年中で最も昼間の時間が短い日

「小寒」最も寒くなる時期の始まり

 

そして最後に「大寒」が来ます。

大寒とは その季節

「大寒」という名称の通り、一年中で最も寒さの厳しい頃です。

最も寒い時期であるため、この頃にくまれる水は雑菌が少なく、とても水質が良いとされています。

そのために味噌や醤油、酒など、水が重要である食品の仕込が始まる時期でもあるんですね。

またこの大寒と、一つ前の節気である「小寒」の期間は「寒(かん)」「寒中(かんちゅう)」などと呼ばれます。

寒中水泳や武道の寒稽古が行われるのがこの頃です。

大寒の七十二候

七十二侯とは、二十四あるそれぞれの節気をさらに細かく初候、次侯、末候の3つに分け、全部で72等分に分けたもの。

その時期の気候の特徴や動植物の繊細な変化を元にし、美しい短文でそれぞれの節気をより詳細に説明しています。

そして大寒の七十二侯は次の三つになります。

初候 「款冬華(ふきのはな さく)」

次侯 「水沢腹堅(さわみず こおりつめる)」

末候 「鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)」

款冬華

ふきのとうが顔を出し始める頃、また花を咲かせる頃、という意味を表したもの。款冬とは「ふき」の別名です。

極寒の季節に雪の中からその顔を見せるほど強い生命力を持つふきのとうですが、日本原産の山野草であり、なんと縄文時代から食べられていたそうです。

冬眠をしていた熊が目覚めて初めて食べる食材がふきのとうだと言われるほど栄養満点。

熊はきっとその本能でふきのとうに強い生命力を感じ、それを冬眠明けの弱った身体に取り込もうとするのでしょうね。

水沢腹堅

「さわみず こおりつめる」読んで字の如く、沢の水が凍ってしまうという意味です。

同じ節気の七十二侯の中に「水沢腹堅」のようなその時期の最も厳しい自然の表情を表わすものと、初候の「款冬華」や末候の「鶏始乳」のように少し季節を先取りしたものが同居する。

そこには一年で最も寒さが厳しい頃だけど、季節は春に向って着実に動いていることを伝えようをする想いを感じます。

鶏始乳

「にわとり はじめて とやにつく」

「とやにつく」とは漢字に直すと「鳥屋に就く」と書き、産卵に備えて鳥小屋にとじこもることを言います。

春の気配を感じたニワトリたちが卵を産み始める頃。

現在は人間の管理下で一年中卵を産むのですが、本来ニワトリというのは冬に卵を産みません。

そのために昔は大寒の時期の卵は非常に美味しく栄養価も高いと重宝されました。

特に大寒の当日に産まれた卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として現在でも非常に人気があります。

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