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霜降とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2018.03.17

 

霜降とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

二十四節気のひとつである「霜降」

二十四節気における霜降は「しもふり」ではなく「そうこう」と読みます。

秋が深まり、山は美しく彩られ、紅葉狩りには最もよい季節です。

昔の日本人は、その自然に対する感受性の豊かさによって、紅葉に対してもたくさんの美しい表現を生み出しました。

この記事では「霜降」とはどういった季節なのかということを、わかりやすくお伝えしていきたいと思っています。


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霜降とは その意味

霜降とは「二十四節気」のひとつ。

二十四節気とは、春夏秋冬4つの季節を更に24等分し、それぞれに名称を付けた暦の上での季節の目安となるものです。

霜降は例年10月23日頃になります。

二十四節気には期間を表す意味もあるために、10月23日から次の節気である「立冬」(例年11月7日)までの期間も同様に霜降と呼ばれます。

二十四節気の秋は、次の6つの節気で構成されています。

 

立秋」 秋の始まりを告げる日

処暑」 暑さが和らいでくる頃

白露」 草木に白い露が宿る頃

秋分」 昼と夜の長さが同じになる日

寒露」 草花に冷たい露が宿る頃

 

そして最後に「霜降」で秋が終わります。

霜降とは その季節

読んで字の如く、霜(しも)が降りてくる頃。

二十四節気の秋には白露や寒露といった「露(つゆ)」を表現した節気がありますが、そういった露が朝晩の寒さが増すことで「霜」に変わる時期です。

朝日にきらめく霜は大変美しいものですが、農家にとっては農作物を荒らす大敵。

この時期に降りる「早霜」と晩春から初夏にかけて発生する「遅霜」は大変な被害をもたらすため、天気予報でも注意を促すこともあるほどです。

霜降の七十二候

七十二侯とは、二十四あるそれぞれの節気をさらに細かく初候、次侯、末候の3つに分け、全部で72等分に分けたもの。

その時期の気候の特徴や動植物の繊細な変化を元にし、美しい短文でそれぞれの節気の季節感をより詳細に表現しています。

そして霜降の七十二侯は次の三つになります。

初候 「霜始降(しも はじめて ふる)」

次候 「霎時施(こさめ ときどき ふる)」

末候 「楓蔦黄(もみじ つた きばむ)」

霜始降(しも はじめて ふる)

意味としては二十四節気「霜降」と同じです。

昼間の時間と夜の時間が同じである「秋分」から1ヶ月ほどが経ち、日がかなり短くなってくるのを実感できる頃です。

霎時施(こさめ ときどき ふる)

この「霎(こさめ)」は「しぐれ(時雨)」とも呼ばれ、晩秋から初冬にかけて、降ったり止んだりする小雨のことを意味していてます。

ですので、別の時期に降る小雨のことを時雨とは呼びません。

これと同様に、かすんだ月のことを何でもかんでも「朧月(おぼろつき)」だという人もいますが、実は朧月とは春の季節の霞(かすみ)でかすんだ月のことを表しているため、他の季節ではそう呼ばないのです。

表現豊かな昔の日本人は、このように同じような現象でも季節によってその呼び名を変えていたんですね。

楓蔦黄(もみじ つた きばむ)

紅葉やツタが次第に色づく頃。

そして紅葉の色づく過程もまた、その程度によって様々な呼び名で表されました。

その秋、初めての紅葉を「初紅葉

うっすらと色づいた「薄紅葉

赤や黄、緑が混じった斑(まだら)模様の「斑紅葉(むらもみじ)」

そして真っ赤に照り輝く「照紅葉(てりもみじ)」

しかし日本人はこういう最盛期までの美しさを愛でるだけではありませんでした。

落ちた紅葉が川に流れていく様子を「紅葉の筏(いかだ)」と呼ぶなど、その落ち葉にさえも美しさを感じていたのです。

次に紹介するのは、唱歌「もみじ」の歌詞です。

唱歌「もみじ」 歌詞

秋の夕日に 照る山もみじ

濃いも薄いも 数ある中に

松をいろどる かえでやつたは

山のふもとの すそ模樣

 

たにの流に 散り浮くもみじ

波にゆられて 離れて寄って

赤や黄色の 色さまざまに

水の上にも 織るにしき

山々を彩り、落葉になって川を染めるまで、まさに紅葉の全ての美しさが表現されているのが分かると思います。

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