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立秋とは なぜ最も暑い盛りに秋を迎えるの?

2015.04.14

 

立秋とは なぜ最も暑い盛りに秋を迎えるの?

ちょうど夏の高校野球が甲子園で行なわれる頃、まだまだ暑い盛りによくテレビ等などで耳にする「立秋」という言葉。

この記事ではこの「立秋」とはどういう意味を持つのか、またなぜ最も暑い時期に秋を迎えるのかといった疑問等について、わかりやすく簡単な言葉でお伝えしていこうと思っています。 


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立秋とは その意味

立秋とは二十四節気のひとつ。二十四節気とは春夏秋冬の四季を更に24に分けた、暦の上での季節の節目となる日です。

二十四節気における秋は立秋に始まり「処暑」「白露」「秋分」「寒露」「霜降」と続きます。

立秋の「立」というのは「始まる」という意味で、つまり立秋とは、暦の上での秋の始まりを示す節気なのです。

立秋は例年8月7日、または8日になります。

また二十四節気には期間を表す意味もあるため、この8月7日から、次の節気の「処暑」(例年8月23日)までに関しても、同様に立秋と呼ばれます。

誰かに手紙を書く場合も、この立秋を境にして「暑中見舞い」か「残暑見舞い」かに分かれます。 

立秋とは なぜ暑い盛りに秋を迎えるの?

立秋になるとニュースなどで「この日を境に、暦の上では秋になります」なんてことをよく耳にしますよね。

しかしこの時期は一年でも最も暑い盛りですし「こんなにクソ暑いのに秋と言われてもなぁ」なんて思われる方が多いはず。

現代において朝夕本当に涼しくなり、秋風が感じられるようになるのは、9月のお彼岸を過ぎた辺りくらいからですもんね。

ではなぜ、そのような暑さのピークのような時期が秋の始まりである「立秋」となったのでしょうか。

これは二十四節気というものが太陽の運行や日照時間の長さで「機械的」に決められたものだからです。

一年で日照時間が最も短い日を「冬至」最も長い日を「夏至」と定め、この2つを軸として1年を24等分したものなのです。

この夏至と冬至を軸として、その中間、つまり昼の時間と夜の時間がちょうど同じになる日を「春分」そして「秋分」

そして、この4つの節目のちょうど間に入るのが、それぞれの季節の始まりを告げる「立春」「立夏」「立秋」「立冬」です。

24

つまり二十四節気とは、あくまでも太陽の運行や日照時間よって機械的に等分したものであり、実際の温度や季節感等を厳密に元にしたものではないのです。

ですので、どうしても人間が感じている季節感と二十四節気の季節の間には、多少のズレが生じてしまうんですね。

あと、二十四節気が生まれたのが中国であることも大きな要因のひとつだと考えられます。この小さな日本でさえ、北海道と沖縄では顕著な気候の違いが見られるのですから。

現代の気候変化も要因のひとつ

もうひとつ考えられるのは、現代の気候変化です。

現代は温暖化や都市化によるヒートアイランド現象などにより、9月いっぱいまで非常に暑く夏のような感覚です。

こういったことも季節感のズレの要因になっているのではないでしょうか。

旧暦の頃は日中の気温が35度を超える「猛暑日」も、夜中の気温が25度を越える「熱帯夜」もほとんどありませんでした。

国のほとんどが田んぼで、高い建物もアスファルトもエアコンもなかった。そして8月のお盆を過ぎれば、朝晩はかなり涼しくなっていたのです。

そういった状況で8月7日を秋の始まりとしても、昔の人たちは今ほどの季節のズレを感じずに済んだはずなのです。

最後に元々二十四節気とは農作業の目安として生まれたもので、決して季節感を感じるために作られた訳ではなかった。

ですが、現代では季節を感じる取るための目安としての役割がほとんどですので、どうしてもその季節感のズレに目がいってしまうとことも影響しているのだと考えられます。

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