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地蔵盆とは わかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2015.04.21

地蔵盆とは わかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

関西の夏の終わりの風物詩「地蔵盆」

この記事では地蔵盆とは何なのか、その内容や素晴しさなどについて、わかりやすく簡単にお伝えしていきたいと思っています。


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地蔵盆とは

地蔵盆とは簡単に説明すると、子どもを守る仏さまであるお地蔵さまに感謝し、地域の子どもの無事な成長を祈る行事。

しかし決して寺院に安置された、立派で由緒ある地蔵菩薩像のために行なわれる行事ではありません。

町の祠(ほこら)や町角にたたずむ、普段は目立たないけど、いつもその地域の子どもを守ってくれている名も無き小さなお地蔵さまのためのお祭りなのです。

そしてその特性上、単位としては町内ごとに行われる小さな行事で、その町内会や子供会などで運営されます。

もちろんその運営自体は大人が行うのですが、子どもたちもお地蔵さまを洗い清めたり、化粧直しをお手伝いしたりして、大人と一緒になって地蔵盆を作り上げていくんですね。

関西が中心の行事ですので、他の地方で地蔵盆と言われても何のことだか分らない方も結構おられるようです。

よく関西の人間だけが地蔵盆を全国的なものだと思っていると言われますが、私も地元は関西なのでそう思っていました。

やはり京都が最も有名でその数も多いと思いますが、大阪や兵庫など関西全域で盛んに行なわれています。

地蔵盆の期間

毎月24日は地蔵菩薩の縁日(その仏さまに由来やゆかりのある日)で、8月のお盆の後の縁日が特に地蔵盆と呼ばれるようになりました。

以前は8月の23日、24日に行われるのが一般的でしたが、最近はその前後の土日に行なうことも多くなってきています。 

地蔵盆の内容とその素晴らしさ

この地蔵盆の際、お地蔵さまは洗い清められた後に化粧直しされ、キレイなお召し物で着飾られます。

そしてお地蔵さまが祀られる祭壇も、たくさんの花や供え物提灯(ちょうちん)などで彩られるのです。

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そして、このお祭りの主役は子どもたち。

お地蔵さまにお供えされたお菓子やご馳走などは子どもたちに振舞われ、その町内ごとに子どもたちが楽しめるよう趣向を凝らします。

ゲームをしたり、花火をしたり、小さな夜店みたいなものが出たり。他にも楽しみな福引が行なわれたりします。

そして、子どもたちはお地蔵さまに見守られながらお菓子を食べたり、おしゃべりをしたりして楽しむんですね。

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そして近所のおじちゃんおばちゃん、おじいちゃんやおばあちゃんたちとおしゃべりしたり、住職さんのお話を聞いたりする、地域のコミュニケーションの場にもなっているのです。

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決して派手でにぎやかなお祭りではないのですが、こういう町内の一角で地域住民だけで行なわれる小さなお祭りというのも、より風情があって本当にいいんですよね。

名も無き小さな仏さまに対しても感謝の心を忘れないためのお祭りなんて、本当に素敵だと思いませんか。

そして、これこそが日本の祭り本来の姿のような気もします。

関西の子どもたちにとって、地蔵盆は夏休み最後の思い出となる日でもあるんです。

ですので関西の人間はこの風景に出会うと、もう夏も終わりに近づいてるんだなって感じるんですね。


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