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ユニクロのスニーカーとスリッポンに漂う中途半端感

2015.04.25

 

ユニクロのスニーカーとスリッポンに漂う中途半端感

 

ユニクロは4月末から4年ぶりに靴・スニーカー販売を再開

すると発表しました。

 
今回販売する靴は2種類で、シューレースの付いたタイプと

紐なしスリッポンタイプのスニーカー。

 

しかしこの2つのスニーカー、靴販売再開の第1弾としては

デザイン的にも値段的にも、全体的にかなり中途半端な感が

否めないんですが・・ 

 

 


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ユニクロ・スニーカーのデザイン

 

今回発売される2種類のスニーカーはどちらも2990円。

 

この2種類の型のスニーカーは色々なメーカーからも発売

されています。

 

そしてこの同じ型のスニーカーは現在G.Uからも販売されて

いるんですが、価格は1500円ほどでユニクロの半額。

 

 ユニクロのシューレース・スニーカー

uni

 

● G.Uのシューレース・スニーカー

gu

gu3

 

 ユニクロのスリッポン・スニーカー

uni2

 

 G.Uのスリッポン・スニーカー

gu2

 

見てもらえば分ると思いますが、この両者の間に1500円の

差を感じる人がどれだけいるんでしょうか。

 

もしこの2足が同じ値段だとしても、どちらを選ぶかとなると

G.Uの方を選ぶ人が多いような気もします。

 

一番の大きな違いはソールで、すごく厚みのあるグリップ性

に優れた感じのソールで、ミッドソールにはステッチが入り

アウトソールとアッパーの剥れるのを防止している。

 

こういったソールは本来はバスケットシューズなど大きくて

ゴツめのスニーカーに良く使われるもの。

 

ユニクロはどうも1500円の差を、こういったクッション性

やグリップ性というところに置こうとしてるようです。

 

しかし今回ユニクロが販売する2種類の型のスニーカーは

激しい運動に使用するものでなく、どちらかといえば街履き

のスニーカー。

 

そして本来この型のスニーカーは、例えば『Keds(ケッズ)』

のように出来るだけスマートなほうがその良さが出るタイプ。

 

決してハイテクシューズのように機能性や耐久性を前面に

押し出すタイプのスニーカーではありません。

 

keds

http://www.rakuten.co.jp/e-sply/

 

しかしユニクロはその機能性や耐久性を重視したがために

この型のスニーカーの一番大切な部分を犠牲にしてしまった

ように思います。

 

その結果デザイン的に妙に『もっさり』としたスニーカー

になってしまったように思います。

 

インソールの縦じま模様も、爽やかというより何か折り返し

チェックパンツに共通するような安っぽさを感じます。

 

むしろG.Uのように何もプリントされてないほうがこの型

のスニーカーに合うのではないでしょうか。

 

私はユニクロが嫌いで批判するつもりは決してないのですが

1人の消費者として見ると、正直このスニーカーに2990円は

ちょっと出せないぁと思ったのです。

 

第一、消費者がファストファッションの靴やスニーカーに

長く大切に履くための耐久性を求めるのでしょうか。

 

私ならG.Uや無印良品から出ている、値段の安い同じ型の

スニーカーを色違いで2足買って楽しむ方を選びますし

それがファストファッションの楽しみ方だと思うのですが。

 

もっと単純に言えば、このデザインで2990円という価格なら

「これなら他でもっと安く売ってるよな」と消費者はならない

のでしょうか。

ユニクロ・スニーカーに立ちはだかる無印良品とG.U

 

無印良品とG.Uの靴・スニーカーは既に多くの人から好評を

得ていて、すごく人気があります。

 

G.Uの場合、ユニクロの半額という価格設定のようなものが

あるのでスニーカーも少しちゃっちい印象を与えますが

G.Uはそのちゃっちい部分をうまく可愛さに変えてあります。

 

例えばこれは女性用のスニーカーですが、なんと990円です。

 

gu3

 

おそらく履き心地や歩き心地はユニクロの新スニーカーとは

比較にならないものだと思いますが、それを差し引いても余り

あるくらいの安さと可愛らしいデザインです。

 

 

もっとすごいと思うのが無印良品。

 

これは数年前ですが、1500円で売られていたスニーカーです。

 

mu

 

おそらくミリタリースニーカーのデッドストックを参考にした

んだと思いますが、これで1500円だとは到底信じられないほど

秀逸なデザインです。

 

無印良品は現在でも安くて素晴しいデザインのスニーカーを

出し続けています。

 

そして、これらの強敵と戦うためにユニクロが取った戦略が

『価格以上のデザイン』ではなく『価格以上の履き心地と耐久性』

だったのかも知れません。

 

 

色々書きましたが、あくまでも私個人の感想です。

 

さて数日後から販売されるこれらのスニーカーは、果たして

バカ売れするのでしょうか。

 


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