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寒露とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2015.05.31

 

寒露とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

秋のお彼岸も過ぎ、朝夕には本格的な秋を感じられるようになる季節の変わり目を示す二十四節気「寒露(かんろ)」

この記事では寒露とはどういった節気なのか、わかりやすく簡単な言葉でお伝えしていきたいと思います。


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寒露とは

二十四節気とは

寒露とは二十四節気のひとつなんですが、では二十四節気とは何なのでしょうか。

昔の暦(旧暦)では月の満ち欠けの周期を基準にしていました。

新月(満月の逆で、全てが影になり見えなくなった状態)から次第に満月に向い、そしてまた新月に戻り1周した時を1ヶ月としていたのです。

しかし、その月の満ち欠けの期間というのは29.5日なので、当然ですが、次第に暦と実際の季節の間にズレが生じてきます。

しかしそれでは農作業等に影響が出てくるため、そのズレを解消するために生まれたのが二十四節気なのです。

太陽の運行を基準にして春夏秋冬の四季を更に24等分にし、それぞれに名称をつけたもので、冬至や夏至、春分や秋分などもその仲間になります。

寒露の示す季節

寒露は例年10月8日頃になります。

また二十四節気には期間を表す意味もあるため、寒露から次の二十四節気である「霜降」(例年10月23日)まで、つまり10月8日~10月22日の期間もまた寒露と呼ばれます。

「寒露」という言葉の意味なんですが、秋が深まり始まる頃に草花につく冷たい露のこと。

つまり寒露は本格的な秋の始まりを示す節気で、農家の方々にとっては農作物の収穫が忙しくなってくる時期。

気候的には大気が安定し、空気が澄んで秋晴れの日が多くなる頃なんですが、北の地方から次第に農家の大敵である霜が降り始める時期でもあるのです。

元々農作業の目安として生まれた二十四節気ですが、寒露には霜に対する注意喚起の意味もあったと考えられます。

ですが、こういった時期を「寒露」という非常に美しい言葉で表すなんて、本当に風流だなぁと思わずにはいられません。

寒露の七十二候

七十二候とは、24それぞれの節気をさらに細かく初候、次候末候の3つに分け、全部で72等分にしたもの。

その時期の気候の特徴や動植物の繊細な変化を元にし、美しい短文でその節気の季節感をより詳細に説明しています。

そして寒露の七十二候は次の3つとなります。

初候 「鴻雁来(こうがん きたる)」

次候 「菊花開(きくのはな ひらく)」

末候 「蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)」

 

初候

「鴻雁来」 雁が北から渡ってくる頃

 

同じく二十四節気の「清明」(例年4月4日)の頃に北へ帰っていった雁たちが、また戻ってくる頃です。

雁の群れが見せる逆V字の飛行隊形は「雁行(がんこう)」と呼ばれ、先行する雁が生み出した気流により、後続の雁たちが少ないエネルギーで飛ぶことが出来る隊形なのです。

 

次候

「菊花開」 菊の花が咲き始める頃

 

菊の節句とも言われる9月9日の「重陽の節句」は、旧暦の頃ちょうど寒露の時期に行われる行事でした。

しかし新暦の9月9日は菊の盛りにはまだ早いため、現在では重陽の節句の影が薄くなってきたとも言われています。

重陽の節句とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

 

末候

「蟋蟀在戸」 戸口でキリギリスが鳴く頃。

このキリギリスですが、昔の和歌等から読み解くと「コオロギ」のことを言っているのでは、という説もあります。

 

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