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白露とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

2016.05.24

 

白露とは その意味をわかりやすく簡単な言葉でお伝えします!

暑い夏も過ぎて、朝夕の涼しい風に秋の気配を感じることができるようになる時期に耳にする言葉「白露(はくろ)」

日本書紀にも登場する「恋教え鳥」がさえずり始める頃です。

この記事では白露とはどういった節気なのか、どういう意味があるのかをわかりやすく簡単にお伝えしていきたいと思います。


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白露とは何なのか

白露とは二十四節気のひとつ。

二十四節気とは、春夏秋冬の四季を更に細かく24等分にし、それぞれに名称を付けた暦の上での季節の目安となる日。

白露は例年9月8日頃になります。

二十四節気には期間を表す意味もあるため、9月8日頃から次の節気である「秋分」(例年9月23日頃)までの期間も同様に白露と呼ばれます。

「白露」という言葉の意味ですが、草木に宿った白く輝く露。

夏の盛りが過ぎ、少しずつ空気が冷えてきて草木に白い露が出来る季節を表しているのです。

白露とは その言葉の美しさ

しかしこの「白露」という言葉の字面といい、その音の響きといい、本当に美しいと思いませんか。

百人一首でも「白露に 風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」と詠まれています。

現代語訳ですと「草木に宿った白い露に風が吹きつづける秋の野は、紐に通されていない美しい宝石が散っていくようだ」といった感じでしょうか。

その美しい情景が目に浮かんでくるようですよね。

そして「露」という字には「はかないもの」といった意味もあるため「露の命」「露の世」「露の身」等もののはかなさを表すためにも使われます。

おそらく自然に対する感受性の高い日本人は、宝石のような美しさを見せる露に対しても、その中に世のはかなさを見たのでしょう。

このように「白露」という言葉はその美しさ故、多くの歌人たちに好んで詠まれたのです。

白露の七十二候

七十二候とは、24あるそれぞれの節気をさらに細かく初候、次候、末候の3つに分け、全部で72等分にしたもの。

その時期の気候の特徴や動植物などの繊細な変化を元にし、美しい短文で節気の季節感をより詳細に表現しています。

そして白露の七十二候は次の3つとなります。

初候 「草露白(くさのつゆ しろし)」

次候 「鶺鴒鳴(せきれい なく)」

末候 「玄鳥去(つばめ さる)」

草露白

「白露」という名称と同じく、草木に宿った露が白く宝石のように輝いて見える時期を表したものです。

鶺鴒鳴

せきれいが鳴き始める頃。

せきれいという鳥は別名「恋教え鳥」とも呼ばれます。これは「日本書記」の中で、夫婦の営みや子作り等の方法を知らないイザナミとイザナギに説いたことからこの名が付いたそうです。

せきれいは夫婦仲がとてもよく、生涯その相手を変えないほど、とても純愛で品行方正な鳥なんです。

玄鳥去

子育てを終えたつばめたちが、冬を前に南へ帰ってゆく季節。

ちなみに、逆につばめが南から渡ってくる頃を表した七十二侯は、二十四節気「清明」の初候である「玄鳥至(つばめいたる)」で、例年4月5日頃になります。

 

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